昔はイリーガルなヤツに手を出していた。
¥20,000/gぐらいの、やたらと苦い氷砂糖。
フェニルメチルアミノプロパン、そうメタンフェタミン(=一般的に「覚せい剤」と呼ばれる)だ。
ちなみに、今はリタリンらぶ

でイリーガルなブツはやってないから、尿検もガサも怖くない。
当時の俺は体に針を刺すのが怖いっていう可愛いお子様だった。
なので、摂取方法は粉末にして鼻粘膜で吸収するスニッフィングと呼ばれる行為か、熱を加え昇華したモノを吸い込む「炙り」による摂取がほとんどだった。
このメタンフェタミン。
確かに法で厳しく取り締まられるのも尤もだってほど良く効く。
全然寝なくてもへっちゃら、食べなくても元気。
空だって飛べそうなぐらいの根拠のない自信が持てるし、何とも言えない幸せな気分にもなれる。
スニッフで満足していた俺にポンプを指南してくれたのは、
昨日書いた俺のお師匠様だ。
念のためお断りしておくが、彼女もイリーガルなモノからは卒業してる。
二人とも、身辺に迫るリアルな恐怖を感じてからは、きっぱりと足を洗った。
彼女が持つ29Gの細い針先に怯えながら打ってもらってる最中、俺の意識が変わった。
全量を入れきっていないのに、もう効果が現れる。
「なにこの速効!」
針に対する恐怖感なんてどこかに飛び去り、とめどなく湧き出す多幸感。
リタリンなんかの比にはならない。
で、本題のリタリンだ。
最初はこんな俺でも、医師の指示どおりの量を指示された時間にしっかりと経口で服用する優良患者だった。
濫用への傾向が認められたのは、初処方からおよそ1か月。
はじめはOD(オーバードーズ)。
ODといっても、一気に何十錠とかじゃなく3〜4錠程度のプチODだ。
スニッフィングに転向したのはその半月後ぐらいか。
当時は乳鉢も購入せず、とりあえず手近にあるコーヒーカップとソーサーを巧みに使いこなして粉砕していた。
その後すぐにリタリンと他の薬をミックスしてスニる楽しさを覚えた。
アモキサンと併せてアッパー感を高めたり、レキソタンやサイレースを混ぜてスピードボール風にしたり、様々な工夫を凝らしたものだ。
スニって遊んでた期間は、ポンプ先生の彼女も俺も割と長かったように思う。
といっても2〜3か月かな。
ある日俺は、リタリンをエタノール等で溶かして濾過すると有効成分である塩酸メチルフェニデートを分離できるとの情報を得た。
早速試したね。
元々は有効成分を取りだしてスニる量を減らそうという目論見だった。
これを水溶液にしてポンプで静注しようと提案したのは、ポンプ先生だった。
しかし当時の俺はポンプを入手するルートを知らなかったし、第一どういう製品が適切なのかも見当がつかなかった。
初めてポンプを入手したのはヤフオク。
5mlのシリンジに21Gの針。
今思うと、とんでもない大きさのポンプだな。針、太すぎだし。
早速彼女は静注に転向した。
俺は注射が怖い子だったからしばらくは遠慮していた。
やがて精製にも慣れ、適切なポンプを入手するルートを確保した俺は静注に転じた。
でも怖いから彼女に打ってもらってた。
今となっては自己注射しまくり。
もうリタリンじゃなくて「注射器で血液を押し引きする行為自体が快感」なんじゃないかと、自分でも思うしポンプ先生にも指摘された。
シャブ中ではないが、ポン中だと。
薬物依存じゃなく、注射依存。
そんな感じ。
今日は長文で申し訳ない。
こんな感じで俺は堕落リタラーになった。
ふう、書き終えたら一服と静注をキメるとしよう